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キャッシング ブラック比較大辞典

ブラックだけど・・・借り入れできるところはあるだろうか?

ブラックリストという存在自体が無いので、なんとも言いがたいですが、
事故情報があったとしても借りやすい会社と、そうでない会社はあります。

基本的には、大手の会社は審査が厳しく、それ以外の中小系の消費者金融などは
大手に比べると通りやすいようなイメージですね。

なぜ、中小消費者金融の審査は甘いというようなイメージがあるのでしょうか?そして、実際に甘いと言われております。
みなさんも、イメージだけで甘いというように捉えてますが、実はちゃんとした理由があります。


まず、初めてキャッシングの利用をする時、いきなり中小消費者金融から借り入れることは中々無いと思います。最初はまず、大手の銀行系カードローンなどから借り入れる方が金利も低いし、何より安心ですからね。

そして、借り入れ額や件数が増えてくると、大手では借りれなくなってきます。
そうなると、次に狙うのは中小消費者金融になるわけです。

中小消費者金融側も、こういった消費者の利用の流れを把握しているわけですから、必然的に審査基準を大手よりも下げないことには顧客を獲得することが出来ませんからね。
これがまず審査が甘いと言われる大きな理由の内の一つです。


もう一つの理由は、中小消費者金融は、信用情報機関の照会を利用出来ない、もしくは利用していないことが多い、ということが挙げられます。

信用情報を照会するということは、アナタの今までの借入履歴や現在の借入状況などを照会し、今後の貸付における重要な情報になります。そしてそれと同時に、自社の利益を守るためにもとても重要な方法となります。
では、なぜ信用情報機関の照会をしないのか?

信用情報機関を照会、登録するためには、各都道府県の貸金業協会会員にならないといけないのです。
協会加入にあたっては、加入金20万円を支払い、さらには会費があります。会費の額は、協会員の資本金、貸付残高、店舗数を基準に算出されます。

資本が少ない中小消費者金融にとって、入会するメリットがあまり無いのです。そのため、貸金業協会に入らない業者も少なくはありません。というのも、全国の約6割の業者は、貸金業協会に加盟しておらず、全て自社審査のみで行なっているのです。

こうなると、顧客の借り入れ状況はもちろん、他社の借り入れ状況なども見えませんから、どうしても大手より審査が甘くなってしまいます。これが二つ目の理由です。

また、ここで注意したいのは貸金業協会への登録は必須というわけではなく、貸金業の登録を行っており、法律に則った金利を実行していれば、別段、違法業者、悪徳業者というわけではないのでご注意ください。

このように、中小の消費者金融では、個人の人となりを見て判断している部分が大きく、審査基準も大手より低く設定しているわけですが、その分、金利は高くなり、返済に苦労するのは言うまでもありません。

いくら、貸してくれるからと言って、安易な借り入れは禁物だと言えるでしょう。

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